業界を変える! 記事一覧
業界を変える!
不動産営業に従事する者全員が取得しなければならない公的資格が、今こそ必要ではないか——そんな声が業界関係者の間から聞こえ始めた。
日本では個人資産の7割弱を不動産が占める(自宅だけで過半)。所得(フロー)環境が不透明さを増す中、国民は住宅を資産(ストック)としてとらえ直す意識改革が必要だが、そのパートナーとしての信頼感が今の不動産業界にあるのか。
住宅の取得は売買でも賃貸でも、家計に大きな影響をもたらす。そこにかかわる者全員が高い職業倫理と誇りを持つことこそ、不動産業界の真の改革につながる。
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業界を変える!「営業マン資格」識者に聞く(1) 明海大学不動産学部長 中城康彦氏 消費者にとって、いいこと
不動産業界のイメージを一新し、国民の資産を扱うにふさわしい最高の信頼産業に生まれ変わらせるにはどうしたらいいのだろうか。米国のセールスパーソンのように、不動産業従事者が全員取得しなければならない(続く) -
業界を変える!「営業マン資格」の力(下) 最高の信頼産業へ モラル問われる今がチャンス
■運転免許証と同じ 不動産業の一般従業者全員が持つようにする〝営業マン資格〟は、いわば運転免許証のようなものだ。一歩間違えれば人の命を奪いかねず、走る凶器ともなる車。当然、確かな運転技術が要求(続く) -
業界を変える!「営業マン資格」の力(中) 最高の信頼産業へ 不動産を扱うプライド
不動産流通業者(営業マン)の資質向上を目的に、8年前にスタートしたのが「不動産仲介士」という民間認定資格。NPO法人の日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会(RSP協会)が実施・運営している。 (続く) -
業界を変える!「営業マン資格」の力(上) 最高の信頼産業へ
国土交通省の「不動産流通市場活性化フォーラム」委員で、日本エネルギーパス協会理事の今泉太爾・明和地所社長は、「専任物件情報の抱え込みやおとり広告など、最近は職業倫理・マナーの低下が不動産業界全体(続く)