終の棲家を考える 記事一覧
終の棲家を考える
誰でも年を重ねれば医療や介護とのかかわりが外せない。国はこの4月の介護保険法改正で「介護と医療の連携強化」を打ち出した。昨秋には国土交通省と厚生労働省共管のサービス付き高齢者住宅制度(今週のことば)も始まった。施設から在宅への動きが強まり、住みなれた地域で暮らし続けるための枠組みづくりが始まる。20年には高齢化率が30%、50年には36%になるといわれる。国民の暮らしを担う住宅・不動産業界は今、何をすべきだろうか。
全2回の連載です。
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終の棲家を考える(下) 最終章にふさわしい舞台を
訪問介護事業を手掛けるやさしい手(東京都目黒区、香取幹社長)は今後、昨年創設されたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を基盤に事業展開を進めていく方針だ。1階部分にテナントとして入り、その建物の入居者(続く) -
終の棲家を考える(上) 人生が変わる在宅医療
旭化成ホームズは、在宅医療をキーにしたビジネスを模索している。今年初め、静岡県富士市に旭化成グループ内外の最新技術や製品を取り入れた実証住宅を完成させた。 自宅で血液透析 その中で通常は(続く)