日時
2025年8月21日(木) 13:15~16:45 受付開始 12:45
講演内容
〈講演内容〉
物件調査の第一人者、津村重行先生の人気セミナー!
多くの事例から売買におけるグレーゾーン解消術を紹介し、重要事項説明書の具体的な記載方法もレクチャーします。
Ⅰ.不動産売買にグレーゾーンが存在する理由とは
Q1)図解で見る通常の不動産調査の業務範囲
Q2)売主の説明義務違反は不法行為とした最高裁
Q3)民法に売主の説明義務の規定がないとした最高裁
Ⅱ.改正民法対策について
Q4) 瑕疵の有無に売買契約締結当時の取引観念を認めた最高裁
Q5) 民法の“契約の内容”で判断される瑕疵担保責任
Q6) 民法の“契約の内容”を特定する方法とは
Q7) 既存住宅、建物建築履歴のある土地の“品質と性能”とは
Ⅲ.宅建業者の通常の不動産調査とは
Q8) 宅建業者が行うべき通常の現地調査とは
Q9) 宅建業者が行うべき通常の目視による現地調査の方法
Q10)宅建業者が行うべき通常の法務局調査とは Q11)周辺環境は売買の目的物ではないとした事件 Q12)環境基準値を超えても受忍限度内とした事件 Q13)雨漏りの可能性は瑕疵ではないとした事件
Ⅳ.相続で情報が少ない売主の告知対策
Q14)仲介業者は売主の説明義務の履行補助者とした事件
Q15)浄化槽設備の使用・撤去の記録を知らない売主対策
Q16)過去に建っていた建物の記録を知らない売主対策
Ⅴ.売買重要事項説明書の記載対策
Q17)底地上に建物の登記が存在する場合の記載の仕方
Q18)未登記建物や増築未登記建物が存在する場合の記載の仕方
Q19)地積測量図が敷地の現況寸法と相違している場合の記載の仕方
Q20)具体性のない将来の瑕疵の可能性は瑕疵ではないとした最高裁
Q21)42条2項の敷地後退距離と敷地後退面積の記載の仕方
Ⅵ.人の死の心理的不適合事象の告知対策とは
Q22)人の死の事象の種類とは
Q23)人の死について説明を省くべき個人情報とは
Q24)殺人事件の場合の判例とは
Ⅶ.グレーゾーン解消対策と重説方法
Q25)人の死の心理的不適合事象についての特約合意とは
Q26)宅建業者が行う重要事項の調査および説明方法の合意確認の方法
Q27)インスペクション特約の作成方法 Q28)“特別業務依頼申込”の受託方法について
*都合により、講義内容などが一部変更になることがあります。
講師紹介
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津村 重行 つむら しげゆき
昭和22年兵庫県生まれ。昭和44年獨協大学中退後、昭和55年に三井のリハウス入社。
昭和59年に日本には存在しない不動産物件調査業(デューデリジェンス業)に注目し、消費者保護を目的とした不動産売買取引の物件調査を主な事業とする有限会社津村事務所を設立。
平成13年に社名を有限会社エスクローツムラに変更。20年余の不動産調査ノウハウを実務図書『不動産物件調査の実務』『マイホームを購入する前に読む本』(にじゅういち出版)にし、さらに『マンガでわかる不動産調査入門』(後に改題版『不動産調査入門基礎の基礎』住宅新報社)を出版した。
平成20年『3訂版・不動産調査入門基礎の基礎』(住宅新報社)はベストセラー書である。
全国各地の研修セミナーにてエスクロー調査の普及のため講師活動を展開し話題を呼んでいる。
会場
全水道会館
〒113-0033東京都文京区本郷1-4-1
JR中央線「水道橋」駅東口徒歩2分 都営地下鉄三田線「水道橋」駅A1出口徒歩2分
お申込方法と受講までの流れ
こちらをご確認ください。受講料
通常価格 (1名):22,000円 (税抜:20,000円)
会員価格 下記対象会員(1名):16,500円(税抜:15,000円)
早割 8月7日までにお申込の方 (1名):17,600円(税抜:16,000円)
*対象会員:「住宅新報」定期購読者、住宅新報webプレミアム会員
※価格は全て税込です
※一旦納金されました受講料は、払い戻しいたしませんので予めご了承ください
主催
住宅新報
お振込先
【振込先】りそな銀行 虎ノ門支店 普通0139560
口座名:株式会社住宅新報