賃貸管理に新時代 登録制度メジャー化なるか 記事一覧
賃貸管理に新時代 登録制度メジャー化なるか
国土交通省では、現在、「賃貸住宅管理業者登録規程」などについて「パブリックコメント(意見募集)」を行っており、7月4日まで受け付けている。賃貸住宅管理業者登録制度の現状と課題を洗い出した結果、管理業者登録が進むようにする改正と、オーナー(貸主)に向けて行う管理契約の重要事項説明について、これまで管理業者が行うとされていたものを「賃貸不動産経営管理士」などの実務経験者等に変更する改正などが対象となっている。改正の背景や登録制度の今後について見ていく。
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賃貸管理に新時代 登録制度メジャー化なるか 法制化、国家資格化の行方は――(下) 利益保護の対象は何か
報告簡素化で 登録を促進 管理業者の登録の促進という面からは、国に対する業務等状況報告内容の簡素化が図られる。登録業者は毎事業年度終了後、その業務と財産の分別管理などの状況を国に報告する必要があり(続く) -
賃貸管理に新時代 登録制度メジャー化なるか 法制化、国家資格化の行方は――(上) 登録制度の認知度高める
賃貸住宅管理業者登録制度は、賃貸住宅の管理業務の適正化を図るため、11年12月に創設された。15年12月末現在、登録業者数は3757業者で、登録業者の管理戸数合計は583万戸(いずれも国土交通省資料より)。民間借家1(続く)