地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 記事一覧
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵
インバウンドとは、日本へ訪れる外国人旅行のことで、ここ数年で大幅に伸びているマーケットだ。13年12月に年間の訪日外国人が1000万人に達して以降も急増を続け、昨年は2400万人になった。政府の目標は20年には4000万人を掲げていて、不動産業界にもインバウンドの風が吹きつつある。
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地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 151 インバウンドは終わらない エリア活性化を目指す
ポスト・コロナに向け 本来、今年は、インバウンドにとっては飛躍の年になると誰もが考えていた。東京で開催されるオリンピックイヤーだからだ。しかし、新型コロナの影響で、観光関連業界で特にインバウンドに(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 149 ローカル体験がコロナ時代のキーワード(5) リモートワーカー向け施設はソフト面も重要
新しい働き方 コロナのもたらした影響として、働き方の変化が大きいだろう。その一つがリモートワークの推進だ。一層のこと、出社をしないなら住まいが東京である必然性も低く、地方暮らし体験を目指すという動(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 148 ローカル体験がコロナ時代のキーワード(4) コロナの影響で幻の東京マラソン
今年最後の外国人ゲスト? 民泊の数は今年4月をピークに減少傾向で、5カ月で1193件減少した。需要がないのだから仕方がない。私の家の民泊も2月から海外からの予約が入らなくなった。東京マラソンに出場予定のマ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 147 ローカル体験がコロナ時代のキーワード(3) ビーガンマップを手に西荻散策
西荻窪はビーガンタウン 西荻窪界隈には、ビーガンレストランが多い。だからなのか、我が家の民泊には、ビーガンの外国人旅行者が多くやってきた。特にイギリスからの若い女性は、すべてビーガンであった。ビー(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 146 ローカル体験がコロナ時代のキーワード(2) アニメが取り持つ縁で日本文化を知る
アニメ好きの民泊利用 我が家から徒歩で行ける距離に、杉並アニメーションミュージアムがあり、アニメーションの歴史を知ることができる。そこのwebサイトは、多言語対応にもなっている。そして、隣の吉祥寺界隈に(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 145 ローカル体験がコロナ時代のキーワード(1) 近所の銭湯にも旅の醍醐味が
民泊で分かったこと 私は、都内の西荻窪の自宅で民泊をしていて、実体験として、ローカル体験の提供こそが、全国でインバウンドが盛り返せる手段だと考えている。 我が家の民泊は西荻窪の駅から遠く、わざ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 144 古民家の空き家活用は親和性が高い(3) 町田の古民家がイベント活用でブレイク
存続の危機の連続だった その古民家が建つ場所は、かつて鶴川村といわれ、丘陵地帯が広がる素朴な農村だった。戦後、近隣農家は次々とやめて田んぼがなくなっていった。 古民家も急速に失われ、Iさんも新(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 143 古民家の空き家活用は親和性が高い(2) 愛媛・佐島の汐見の家は外国人にも人気宿
とっさの方針転換に この家はかつて、Nさんのご先祖が暮らしていた家である。Nさんは、空き家になって久しいこの家の処分のため12年、佐島に訪れた。実に30年ぶりだった。最初は、近隣の人に売却するつもりだっ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 142 古民家の空き家活用は親和性が高い 広島県・音戸イロリバHOUSEで再生中
太い梁や柱に感激 古民家はなぜ外国人に人気なのか。1つは、日本の伝統的な工法によるユニークさがある。一方、戦後の建売住宅は、洋風建築を目指したものが多く、純和風の百年ぐらいの古民家とは対照的だ。木(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 141 酒ツーリズムで地域を活性化(6) ウイスキーづくりがインバウンドにも貢献
日本ウイスキーは優秀 日本のウイスキーは、海外のウイスキー品評会でも受賞歴があり、我々日本人が思っている以上に、海外での評価が高い。だからここ数年、外国人観光客が日本のお土産に(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 140 酒ツーリズムで地域を活性化 (5) 山梨はワインリゾート構想だ
富士山だけしか… 山梨県は、富士山という外国人旅行者に人気の観光コンテンツを抱えているものの、インバウンドに対する危機感を抱いている。それは、富士山が13年に世界遺産に選ばれ、富士山周辺の河口(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 139 酒ツーリズムで地域を活性化 (4) 千葉から世界に情報発信
千葉で酒造りの経験 日本酒好きな外国人がいる。アメリカ人のジャスティン・ポッヅさんだ。自身も以前、千葉県の酒蔵で蔵人として酒造りをしたほど、日本酒に精通している。インバウンドや地域の活性化を担うの(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 138 酒ツーリズムで地域を活性化(3) 日本酒どころ、広島県の外国人対応力
蔵元が7つも 広島県は日本酒どころの一つになった理由は、吟醸酒の発祥地のちだからだ。特に東広島市の西条が蔵元が7つもあって、「酒都」と呼ばれ、酒蔵通りまであるのだ。毎年、秋に開催される日本酒フェステ(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 137 酒ツーリズムで地域を活性化 (2) 東京の山奥に酒蔵見学のパイオニア
元禄時代の建物 小澤酒造がある場所は、中央線を乗り継ぎ、青梅から奥多摩線に乗り、御嶽(みたけ)駅の一つ手前、沢井という駅からが近い。まず案内される「元禄蔵」は、元禄時代に建てられた酒蔵だ。入口には、(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 136 酒ツーリズムで地域を活性化(1) 日本酒を楽しみたい外国人が増加中
日本酒人気の追い風 実は日本酒が、世界に誇るお酒として、海外でも人気が高まっている。現地に日本料理店が増えたのも影響が大きいが、最近では、フランス料理と合う日本酒など、用途として多くのシーンで見か(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 135 新型コロナウイルスを考える(3) ITを駆使した新しい観光のあり方
クラファンで応援 当面、外国人観光客はやって来ないとお伝えした。そこで、日本人観光客へのアプローチを重視したい。理由は、海外旅行好きの日本人が、当面、海外を控えるため、国内回帰が期待できるからだ。(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 134 新型コロナウイルスを考える(2) 社会ニーズをとらえ宿を再定義
ピンチをチャンスに 東京オリンピック開催も延期となり、今年のインバウンドは期待できないというのが、実情だろう。ほとんどの宿が空室状態で、日本人ですら旅行どころではないし…。もちろん将来は、ま(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 133 新型コロナウィルスを考える(1) 生き残りを最優先に
年内は絶望的か 一体、いつになったら外国人観光客が戻るのかと質問を受ける。残念ながら、それを正確に答えられる人間は、どこにもいないだろう。インバウンド業界に大きな影響を与えたものとして思い出されるのが(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 130 「雲海」は貴重な地域資源になる(2) 宮崎・高千穂峡では経済効果あり
17年に宮崎県がブレイク 雲海がきっかけで注目度が高まっているエリアが、宮崎県にある。そこは、古事記や日本書紀に描かれた日本発祥にまつわる日向神話の舞台であり、多くの神話や伝承、それらにちなんだ伝統文化(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 132 「雲海」は貴重な地域資源になる(3) 富士山に感動、山梨県に新スポット誕生
韮崎の3つの強み 山梨県韮崎(にらさき)市にある標高1731メートルの甘利山(あまりやま)は、地元では季節に咲く花々を楽しみながら山登りするハイキングコースだ。ここが、最近、雲海の新名所として外国人観光客から(続く)