定年、そして不動産業へ 元社会部記者の決断 記事一覧
定年、そして不動産業へ 元社会部記者の決断
佐藤薫氏は読売新聞社で社会部記者、TVキャスターなどを務めたあと、グループの読売不動産に移籍。同社社長を務め、今年7月末でサラリーマン人生を終えた。現在は千葉県いすみ市で〝田舎暮らし〟を楽しみつつ、新たな仕事として不動産業に挑戦している。第二の人生を歩み出した元社会部記者が今、胸に抱く思いとは――。
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定年、そして不動産業へ 元社会部記者の決断 いざ、実践の場へ 積み上げていく確かな時間
田舎でも時間はゆっくり流れない。ネット環境の整備、複合機や電話・スマホの設定、什器備品の調達等々で時間を費やしてしまった。現役の頃と違って、今は何でも一人でこなさなければならない。 いざ開業という(続く) -
定年、そして不動産業へ 元社会部記者の決断 待望の免許通知 「決して〝余生〟ではない」
歓迎されるのか 業界団体の入会審査とは、会員にふさわしいかどうかを調べる面接だろう。面接は入社試験以来で緊張するが、気が重い理由は違う。歓迎されないのでないか、そんな予感がしたのだ。 伏線があ(続く) -
定年、そして不動産業へ 元社会部記者の決断 入会審査前夜 初めて〝自ら〟選んだ居住地で
連日の送別会も最後となり、7月31日の夜は銀座の灯りがまぶしかった。しばらく見納めだと、目を凝らしたからだろうか。 晴れて無職に 40余年のサラリーマン生活をこの日、定年で卒業し、明けて8月1日から(続く)