旭化成は1月28日の取締役会で、工藤幸四郎取締役兼常務執行役員が代表取締役社長兼社長執行役員に就任する人事を決めた。就任は4月1日付。同社は4月から新中期経営計画がスタート。経営体制の刷新を図るのが狙い。同日付で現トップの小堀秀毅氏は代表取締役会長に就く。
1月28日のオンライン会見で工藤取締役は「今年、当社は創業100周年。第2の創業の年と捉え、チャレンジしていきたい」と抱負を述べた。
工藤幸四郎氏(くどう・こうしろう) 1982年3月慶應義塾大学法学部卒、同年4月旭化成工業(現在の旭化成)入社。16年4月上席執行役員兼繊維事業本部企画管理部長、19年4月常務執行役員兼パフォーマンスプロダクツ事業本部長、21年6月から現職。宮崎県出身、62歳。