古民家宿の物語 日本全国リノベーション 記事一覧
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古民家宿の物語 日本全国リノベーション 82 神奈川県葉山町「古民家宿港の灯り」(中) クラファン活用とDIYでコスト抑え
レトロさを大切に 「港の灯り」にはクラウドファンディングを活用して必要な資金も確保した。大工のオーナーとの協力関係で、あたかも自宅を修繕するかのように手作業で進められた。結果、低コストで他店舗の改(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 81 神奈川県葉山町「古民家宿港の灯り」(上) 老大工からの提案で挑戦
地元を世界に発信したい 代表の恵さんは、海外での生活経験を持ち、また地元にも愛着があったことから、ローカルとグローバルの市場を繋げる役割を担い、これを実現するために起業に踏み切った。古民家宿で外国(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 80 秋田県男鹿市「古民家宿ににぎ」(下) 近隣の魅力と掛け合わせ可能性を追求
「なまはげ」になる 猿田さんは、地元に戻ってからは、少しずつ地域の活動に参加するようになったが、当初は仕事が忙しく、地元の行事にはほとんど参加できなかった。しかし、宿やカフェを開業したことで、逆に(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 79 秋田県男鹿市「古民家宿ににぎ」(中) ロケーションや外観を生かす
カフェが人気スポットに スタッフが不在の中での初めての飲食店経営は困難が多く、助言に従って良かったと猿田さんは振り返る。そして現在では「この雰囲気がいい」と客から高い評価を得ていて、結果として成功(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 78 秋田県男鹿市「古民家宿ににぎ」(上) Uターンして地域の伝統を守り再生へ
雪国の重厚な建物 海沿いの幹線道路から 内陸に入り、森を抜けると、広々とした田畑の風景が目の前に広がる。その一角にたたずむのが、今回の宿だ。宿の代表、猿田真さんの曾祖父が1952(昭和27)年に建てたこの(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 77 千葉県「南房総天神郷の宿 昊 昊―Sora―」(下) モニター宿泊で意見集め創意工夫
クラファンで目標達成 古民家宿は、200m2の平屋建てで、24年5月に民泊の申請が受理された。6月中旬からクラウドファンディングを開始し、モニター宿泊の役割を果たす体験希望者を募集。宿泊後、アンケートに協(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 76 千葉県「南房総天神郷の宿 昊 昊―Sora―」(中) 補助金採択でスピードアップ
事業再構築補助金に応募 どのような機能が顧客に喜ばれるかを検討し、目指すべき方向性が徐々に見えてきた。そして、古民家のリノベーションを得意とする設計事務所に依頼することにした。 さて、同時進行(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 75 千葉県「南房総天神郷の宿 昊 昊―Sora―」(上) 地元の建設会社が自社企画で参入
過疎化が進む山間部 「伊予ヶ岳」を望む場所に、古民家宿が今年開業した。手掛けているのは、地元の建設会社・戸倉商店だ。宿泊業への初の挑戦となった。普段は地元で住宅設備工事やリフォームを手掛けており、(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(74)埼玉県ときがわ町「トカイナカハウス」(下) 親子合宿で地域の魅力伝える
豊かな体験が豊かな作文に 今年のゴールデンウィークには、合宿参加の親子に近くの川でやっているカヌー教室を紹介した。2キロ半の川を下っていくコースに午前中参加。最初はカヌーができなかったが、徐々に進(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (73)埼玉県ときがわ町「トカイナカハウス」(中) かつての職人の暮らしの場
伝統建築の美が特徴 かつてはときがわ町には宿坊も多かったそうだ。古くから職人の暮らしがあった場所なのだろう。「トカイナカハウス」の場から垣間見える。 ちなみにトカイナカハウスの古民家を建てた大(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(72)埼玉県ときがわ町「トカイナカハウス」(上) 地方創生の拠点求めたどり着く
都会に近い田舎 ときがわ町は、埼玉県の中央部にあり、里山ののどかな風景が広がっている。小高い山々を望み、自然が近い印象だ。7月上旬にはホタル鑑賞もできるという。ときがわ町の唯一の駅、八高線の明覚駅(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(71)島根県大田市「湯るり」(下) 料理人呼び込む仕組み作りも
温泉津の可能性を広げる 「湯るり」が順調に稼働したことで、その後、近江さんは2軒目の宿「HISOM 日祖(ひそむ ひそ)」という一棟貸しの宿を立ち上げることにした。17年に農泊の補助金があり、事業計画書をし(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(70)島根県大田市「湯るり」(中) デザイン性で女性客を引き付ける
従前の内装生かし演出 寝室のある2階へ通されて、襖を開けると赤い柱と間接照明に驚いた。外観とのギャップがあるからだ。館内全体にデザイン性が高い印象だ。 オーナーの近江さんに聞くと、以前空き家だ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(69)島根県大田市「湯るり」(上) 地域に貢献するゲストハウスに
寂れた温泉町へ オーナーの近江雅子さんによると、最初は宿をやるつもりがまったくなかったそうだ。東京で夫婦と子供と暮らしていたが、13年の3月末に夫が温泉津の寺を継ぐことになり一緒に戻ってきた。それ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(68)秋田県仙北市「和のゐ角館」(下) 小さな窓を逆手にデザイン
武士の世界観を再現 施工会社と相談しながら、内装を昔ながらのイメージを残すように作っていったそうだ。古いからこそ、その魅力を邪魔しない配慮がある。刀や鎧兜、さらに籠が置いてあり、すべて武士が暮らし(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション(67)秋田県仙北市「和のゐ角館」(上) 武家屋敷の一角で蔵の宿
宿泊しない観光地 車で武家屋敷通りに入ると、昔ながらの建物が並び、タイムスリップしたような風情になる。桜のシーズンには多くの観光客がやって来る。しかし、残念ながら、宿泊せずに他の町へと急いで移動す(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (66)神奈川県葉山町「The Bath&Bed Hayama」(下) フォーマット生かし全国展開へ
コロナ禍も稼働率を維持 エンジョイワークスは、コロナ禍での葉山での土蔵の宿の営業を心配したが、結果として、稼働を落とさなかったと福田代表。一棟貸しというスタイルが、他人との接触機会を減らし安心感を(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (65) 神奈川県葉山町「The Bath&Bed Hayama」(中) 誰もが関われる仕組みづくり
オーナーに参加を了承された「葉山芸術祭」とは、地域のイベントで、家をギャラリーや演奏会場として開放するなど、個人も参加するユニークなアートフェスだ。葉山には、キュレーターやアーティストが暮らしている(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (64)神奈川県葉山町「The Bath&Bed Hayama」(上) 共創の発想でボトムアップ
蔵の中に入ると、静寂の別世界が広がっている。屋内は各フロアに小さな窓があるだけで、優しい外光で木陰のような空間になっている。 1階は、浴室と一体化したようなリビングルームになっていて、浴室内はジ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション (63) 東京都町田市「みんなの古民家・はなれ」(下) 宿泊料で茅葺屋根の修繕も
食が地域をつなぐ いかにストレスなく茅葺屋根の古民家を地域に開放するかが課題だった。茅葺屋根の古民家に興味を示す近隣住民もいるものの、今から見学したいと突然電話かかってきて、急な対応が迫られ、断る(続く)