全国の地価 ~その軌跡と変わる街~ 記事一覧
-
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (51) 番外編・中国全土から資金が集まる上海市 マンション価格にも地域性
改革開放政策で加速 上海市は、アヘン戦争を終結させた1842年の南京条約により条約港として開港されて以降目覚ましい発展を遂げ、更に1978年の改革開放政策を受けた外国資本の流入が発展を加速させた。2014年のGDP(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (50) 札幌市・建て替え進む札幌駅前と大通地区 地下道と直結型が鍵に
地価、駅前地区が逆転 札幌市の中心商業地は、大通地区と札幌駅前地区に大別される。国土交通省の地価公示ではこれまで、大通地区にある公示地の価格が札幌駅前地区より高位で推移していた。グラフは各地区の代表(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (49) 青森県・北海道新幹線開業を控えた津軽半島北部 地域活性化へ高まる期待
奥津軽いまべつ駅 今年3月の北陸新幹線長野-金沢間の開業に続き、来春には北海道新幹線新青森-新函館北斗間が開業する。青森県内には今別町に「奥津軽いまべつ」駅が設置される予定である。 今別町は津軽半島の(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (48) 岩手県・地価が落ち着いてきた沿岸南部6市町 集団移転先へ転居進む
県の短期動向調査 岩手県では県が岩手県不動産鑑定士協会に調査委託して、沿岸南部に所在する6市町19地点について、短期地価動向調査を年4回行っている。東日本大震災により甚大な被害が生じた沿岸地域において、(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (47) 仙台市・大きく変ぼうする長町副都心 老若男女が集う街へ
11年3月11日に発生した東日本大震災。この震災を転機とし、ひときわ大きな変化を遂げている街がある。仙台市南部に位置する、「あすと長町」である。 震災が転機に あすと長町は、JR仙台駅から南方に約4キロ、JR(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (46) 秋田市・変わりゆく中心商業地、大町地区 既存建物の用途転換始動
商業地は22年下落 国土交通省が発表した15年地価公示によると、大都市圏を中心に地価に持ち直しの兆しが見られるなか、秋田県の地価は依然、下落している。秋田市の商業地域に至っては、平均変動率が93年から22年(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (45) 山形県・区画整理事業で活気づく天童市 大型商業施設に新駅開業 3月に開業したばかりのJR天童南駅
観光客徐々に回復 山形県では昨年、W杯ジャンプ女子、樹氷国体をはじめ、東北六魂祭などの大型イベントが開催された。更に昨年3月には山形空港(東根市)発羽田便が朝夕2便に増便され、名古屋小牧便も運行が開始され(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (44) 福島県・需要集中で各地の地価が上昇 いわき市、全国上位を独占
震災から4年の転機 福島県では、東日本大震災、そして福島第一原発の事故により、震災から4年を経過した今もなお、約12万人が避難生活を余儀なくされ、うち約2万4千人が仮設住宅に避難されているのが現状です。 (続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (43) 新潟市・新陳代謝が進む中心商業地 古町衰退万代地区が浮上
新潟市は、新潟県北東部に位置する人口80万人余の都市で、本州日本海側で唯一の政令指定都市です。県内2番目の長岡市が29万人弱であることを考えると、新潟市への人口集中度合いが分かります。中心は中央区(面積は(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (42) 茨城県・新たな再開発が始まる水戸市泉町 芸術文化の発信拠点に
低迷する中心市街地 水戸市は人口約27万人を有する茨城県の県庁所在地で、JR水戸駅の北側と南側に中心市街地が形成されている。北側の商業地域は、駅前から西方へ続く国道50号沿いに駅前地区、南町地区、泉町地区(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (41) 栃木県・拠点連携の街づくりに挑む宇都宮市 公共交通整備へLRTも
宇都宮市の総人口は増加傾向にあるが、現時点では17(平成29)年にピークを迎え、その後減少していくことが予測され、人口減少と共に、少子高齢化も更に進む見通しとなっている。 中心部は空洞化進む また、モータ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (40) 群馬県・世界遺産、富岡製糸場で沸く富岡市 増えた観光客の維持が鍵
波及効果は34億円 14年6月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、日本政府が推薦した群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に登録することを正式に決定した。富岡製糸場の入場者数は一般公開された05(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (39) さいたま市・新たな再開発が始まる大宮駅東口 大きな変化の起爆剤に
地価、反転上昇続く 首都圏でも屈指のターミナル駅である大宮駅(さいたま市大宮区)。一日の乗降客数は65万人を超える。駅西口には大型ビルが立ち並ぶ県下最大の商業地域を擁し、さらに上野東京ラインや北陸新幹線(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (38) 千葉市・真価が問われる幕張新都心 停滞期脱却、飛躍の兆し
首都圏ベイエリアの一翼を担う千葉市・幕張新都心は、東京都心と成田国際空港の中間に位置し、未来型国際交流都市として「職・住・学・遊」の一体的な集積を目指している。89年の巨大展示場「幕張メッセ」開業を皮(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (37) 東京・大型開発ラッシュ迎えた虎ノ門地区 交通インフラ整備も同時に
環状2号とヒルズ 14年3月に環状2号線(新橋~虎ノ門)が開通したのに続き、6月、森ビルなどによる「虎ノ門ヒルズ」が開業した。ホテル、住宅、オフィス、商業施設から構成される地上52階、高さ247メートルの超高層タ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (36) 横浜市・発展し続ける街、みなとみらい地区 観光、ビジネスの有望エリア
開発着手から30年 横浜みなとみらい地区は、83年の埋立事業及び土地区画整理事業による開発始動からおよそ30年が経過した。開発コンセプトは、旧来からの商業エリアである横浜駅周辺地区と関内・伊勢佐木町地区の2(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (35) 山梨県・観光立町を推進する富士河口湖町 外国人対応で競争力強化
都心から100キロ圏内 富士河口湖町は人口約2万6000人、山梨県の南東部に位置し、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖を有する町である。都心から100キロ圏内であり、南は富士山の傾斜地、北は御坂山系に挟まれた高原のた(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (34) 長野市・北陸新幹線延伸を見据えた駅前整備 観光の新たな玄関口に
低迷する中心市街地 長野市の中心市街地は長野駅と善光寺を結ぶ全長約1.8キロの「中央通り」を中心とした地域である。郊外の宅地化が進展した結果、人口が減少し少子高齢化が進んでいる。商業地域もかつての賑わい(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (33) 長野県松本市・区画整理で進む街づくり 城下町らしい均衡目指す
長野県松本市の現在の街並みは、昭和後期から実に多くの土地区画整理事業を中心に都市が形成されてきました。市街地中心部では、86年3月に換地処分された「松本駅周辺土地区画整理事業」(市施行、面積21.3ヘクター(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (32) 富山市・2つの商業核の地価比較 新幹線効果で駅前が浮上
構想から40余年、富山県民の悲願であった北陸新幹線が15年3月14日に開業する。富山-東京間は速達型の「かがやき」が10往復、停車型の「はくたか」が14往復するダイヤ編成であり、同区間を最短2時間8分で結ぶ「かが(続く)