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9月住宅着工 7.6万戸で7カ月連続の減少 駆け込み反動響く

 国土交通省が10月31日発表した14年9月の新設住宅着工戸数は7万5882戸で前年同月比14.3%減となり、7カ月連続の減少となった。消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響が大きかった前年同月と比べると減少だが、その影響がない前々年同月と比べると2.3%増だった。季節調整済み年率換算値では88.0万戸で同4.1%増と2カ月連続の増加となった。
 利用関係別に見ると、持家は2万4617戸(同23.4%減)、貸家は3万82戸(同5.7%減)、分譲住宅はマンションが9949戸(同20.4%減)、戸建て住宅が1万247戸(同10.1%減)。貸家は3カ月連続、戸建て住宅は5カ月連続、持家とマンションは8カ月連続の減少となった。
 また、14年度上半期(4月~9月)の新設住宅着工戸数は44万1367戸で、前年同期比11.6%減。前々年と比べるとほぼ横ばいだった。