不動産競売流通協会(青山一広代表理事)は、22年度「第12回競売不動産取扱主任者」資格試験を12月11日に実施すると発表した。会場は札幌・仙台・新潟・金沢・埼玉・千葉・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇の全国14会場。
受験資格は不問(ただし、競売不動産取扱主任者証交付には宅地建物取引士試験合格が要件)。8月1日~10月31日の期間、全国の大型書店や各種不動産協会各県本部・支部などで試験案内を配布する。試験申込期限は10月31日。受験費用は9900円。23年1月11日に同協会ホームページ内で合格者の受験番号を発表する。
不動産競売にかかわる人が知識を習得し、様々な競売トラブルを未然に防ぐために設立された同資格は、日本不動産仲裁機構のADR調停人基礎資格に認定されており、競売や任意売却、債権回収のツールとして業務に活用されている。
21年度試験は、受験者1452人、合格者479人。合格率33.0%。