国土交通省によると、一級建築士試験の23年度「学科の試験」の合格者は4562人(22年は6289人)だった。受験者は2万8118人(同3万7人)、合格率は16.2%(同21.0%)。
同試験は7月23日、全国58会場で実施された。学科試験合格者の主な属性を見ると、学歴・資格別では「大学」70.1%、「二級建築士」18.6%、「専修学校」5.8%などとなった。年齢別では「24~26歳」が27.6%と最も多く、「23歳以下」18.3%、「27~29歳」15.9%、「40歳以上」14.7%と続いた。
「学科の試験」合格者は、10月8日に行われる「設計製図の試験」の受験資格が与えられ、最終合格者の発表は12月25日の予定。