富士通ゼネラルは10月26日、22年3月期第2四半期決算を発表した。国内向け空調機や情報通信システムの販売は減少したが、海外向け空調機、電子デバイスの売り上げが増加し増収。素材・部品価格や海上運賃の高騰、生産地国通貨高などが響き、減益となった。
海外向け空調機の売上高は前年同期比21.3%増の909億円。一方、国内向けの売上高は同20.4%減の305億円。住宅設備ルートの販売は堅調に推移したが、量販店ルートで需要最盛期の天候不順などが影響して減収した。
富士通ゼネラル
決 算 21年9月
売上高 1,344億円 (6.2%)
営業利益 51億円 (△33.5%)
経常利益 54億円 (△35.1%)
当期利益 31億円 (△48.9%)
予 想 22年3月
売上高 3,100億円 (16.8%)
営業利益 190億円 (1.4%)
経常利益 190億円 (△7.5%)
当期利益 130億円 (△0.1%)