TOTOは10月29日、22年3月期第2四半期決算を発表した。売上高、利益いずれも第2四半期として過去最高を計上。新型コロナの影響で落ち込んだ前年同期の業績から大きく回復した。銅や樹脂など原材料の価格高騰も売り上げの増加が吸収した。
国内の住宅設備事業では、リモデル(リフォーム)、新築向けのいずれも増収増益となった。売上高は衛生意識の高まりを受けて、リモデルが前年同期比16%増の1455億円、新築向けは同41%増の682億円を計上した。
TOTO
決 算 21年9月
売上高 3,095億円 (20.7%)
営業利益 266億円 (173.1%)
経常利益 281億円 (180.2%)
当期利益 198億円 (351.8%)
予 想 22年3月
売上高 6,500億円 (12.5%)
営業利益 500億円 (26.1%)
経常利益 520億円 (26.7%)
当期利益 375億円 (39.0%)