エヌ・シー・エヌは11月12日、22年3月期第2四半期(4月~9月)決算を発表した。売上高は前年同期比13.7%増の36億5100万円、営業利益は同10.3%増の1億4400万円。
主力の住宅分野では、「ウッドショック」が顕在化する中で木材の安定的供給により、ラーメン構造を木造建築に取り入れたSE構法の出荷数は716件で、同6.4%減にとどまった。木材価格の上昇に伴い、単価が約20%上昇し、増収に貢献した。
第3・第4四半期でも木材価格の上昇と堅調な出荷が見込まれ、通期の業績予想を上方修正した。
エヌ・シー・エヌ
決 算 22年3月第2四半期
売上高 36億5,100万円 (13.7%)
営業利益 1億4,400万円 (10.3%)
経常利益 1億5,400万円 (2.0%)
当期利益 1億1,000万円 (4.5%)
予 想 22年3月
売上高 79億5,900万円 (8.1%)
営業利益 3億800万円 (52.4%)
経常利益 3億2,400万円 (26.0%)
当期利益 2億3,300万円 (16.8%)