TOTOは1月28日、22年3月期第3四半期(21年4月~12月)決算を発表した。国内外で住宅設備事業が好調で、増収増益となった。原材料価格高騰などの影響で76億円、部品調達の影響で56億円の減益要因があったが、売り上げ増がカバーした。
国内住設事業の売上高は3313億円(前年同期比7%増)、営業利益は206億円(同24%増)。リモデル(リフォーム)は衛生意識の高まりを受けて好調。新築も住宅向けが堅調に推移した。商品別では温水洗浄便座「ウォシュレット」が部品調達の影響で減収減益となった。
通期予想に変更なし。
TOTO
決 算 22年3月期第3四半期
売上高 4,801億円 (14.5%)
営業利益 430億円 (53.1%)
経常利益 458億円 (66.1%)
当期利益 323億円 (96.1%)
予 想 22年3月期
売上高 6,500億円 (12.5%)
営業利益 500億円 (26.1%)
経常利益 520億円 (26.7%)
当期利益 375億円 (39.0%)