課題 発見 記事一覧
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総括、そして新企画へ 住まいのあり方を問う 高齢化率4割超の時代に備え
12年6月19日号から始まった当欄での<連載コラム>は、先週号の奇しくも同じ6月19日号でちょうど満6年を経過した。 その間、タイトルは「今週の糸口」(全100回)、「シリーズ~本気で地方創生」(全10回)、(続く) -
課題 発見 ■10 なぜいつまでも〝仮住まい〟なのか 住生活総合調査による住み替え意向(平成25年)
我が国にはファミリー向けの広い賃貸住宅が少ない。これはかなり以前から問題にされてきたことだから、新たな課題発見とはいえない。しかし、一向に改善されない〝しぶとい〟課題である。改めて、なぜ改善されない(続く) -
課題 発見 ■9 住宅の宿命 「心が住める」家づくりとは
人が住むということ 住宅は人が住むための場所である。単身者、夫婦、核家族、大家族などその家族構成は様々だが、〝人が暮らす場所〟として住宅は設計される。 至極当たり前のことだが、その場合、根本的な疑(続く) -
課題 発見 ■8 認知症にならない家 〝住まい〟という生活習慣
今後の住宅問題を取り巻く社会情勢の一つに「健康志向の高まり」がある。高齢化の進展で「人生100年時代」となり、いつまでも健康に暮らしていくことへの関心が否応なく高まっている。併せて介護費、医療費負担が(続く) -
課題 発見 ■7 住宅はハードかソフトか 〝DIY〟が創る住文化
近年、DIYが注目を集めている(5面参照)。そのブームは入居者が好みの部屋に模様替えできる「DIY型賃貸」から始まったが、ここにきて脚光を浴びているのが自宅(マイホーム)のリフォームも自分の手によって行おうと(続く) -
課題 発見 ■6 人口減少下の住宅価値 プロにしか造れない〝飽きない家〟
日本は今後、人口減少と高齢化が長期にわたって続くため不動産価格は下落せざるを得ないというのが一般的な見方である。 しかし、少なくとも〝住宅〟の資産価値が下がり続ける状況は何としてでも避けなければ(続く) -
課題 発見 ■5 定期借家権普及の知られざる効果(下) 家賃保証はサブリースだけではない 【普通借家権と4年間の支払総額を比較】
サブリースをめぐるトラブルが数多く発生しているが、定期借家権であれば家主はサブリースよりも少ないリスクで家賃保証が可能になる。 新築時は不要 大手管理会社などによるサブリース契約(原賃貸借契約)(続く) -
課題 発見 ■4 定期借家権普及の知られざる効果(上) 「貸主vs借主」対立関係を解消
定期借家権は00年3月に施行され満18年が経過している。しかし、賃貸住宅市場での普及率は4%にも満たない。その理由は明らかで、「借り手に不利な定期借家権で貸すためには家賃を下げなければならない」という誤っ(続く) -
課題 発見 ■3 AIを超える不動産業 一生に一度の信頼関係築く
人生を楽しむ AI(人口知能)技術の発展で、これからの人間の価値は「何ができるか」ではなく、「何を楽しめるか」にかかっている。人間が後天的に努力して身につけた技能や技術がすべてAIに取って代わられたとき、(続く) -
課題 発見 ■2 営業マン全員資格は不要か 土台なければ信頼なし
不動産業界には様々な専門資格がある。公的資格の宅地建物取引士をはじめ、不動産仲介士、相続アドバイザーなど民間資格も含めると主だったものだけでも30を超える。しかし、肝心要の〝土台〟となる資格がない。 (続く) -
課題 発見 ■1 仲介手数料どう見直す 物件数千万円まではアップしても是か
半世紀前の規定 現在の仲介手数料規定は約半世紀前の1970年に当時の建設省大臣告示によって定められた。物件価格の200万円以下までは5%、200万円超400万円以下が4%、400万円超の部分は3%である。この低域価格帯(続く)