相続・不動産最新レポート 記事一覧
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★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 最終回 「境界確認書」早めに作成 土地分割・売却に必要
今回は不動産(土地、建物)を相続し、不動産所有者として管理、活用をお考えの方々に実務家の立場で話します。 土地を相続した場合、まず大切なことは、『境界確認書』を作ることです。そうすれば、土地を取得(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第10回 鑑定評価活用で節税 〝恣意的〟なら否認も
相続に関連して不動産鑑定評価を活用できる場面は、時系列で示すと(1)相続開始前、(2)相続開始時点、(3)相続税申告後、になります(図参照)。 まず、相続開始前においては、相続対策に関連した不動産鑑定評価(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第9回 相続税への税務調査(2) 「名義預金」は申告必要
相続税の税務調査の主な対象は、預貯金・有価証券です。 相続税の申告書を見て、被相続人のそれまでの収入または全体の相続財産に比して預貯金の割合が少ないと、どこかに隠し預金等があるのではないかと税務署(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第8回 相続税への税務調査(1) 年々厳しくなる傾向に
相続は毎年約100万件あり、その中で相続税の課税対象は約4万件に上ります。相続税についても法人・個人事業同様に税務調査があり、主に相続税申告書提出年またはその翌年の9月から年末にかけて行われます。 (続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第7回 遺産をめぐる裁判の実際 家裁か地裁か 内容で判断
相続人間で遺産分けについて争われているとき、当事者間では話がまとまらない。その場合、どこの裁判所に解決を求められるでしょうか。家裁の遺産分割調停かな? と思われる方も多いかと思います。実際は複雑で、(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第6回 異なる相続順位間での相続分の譲渡 登記申請の協力が必要
数次相続が発生し、異なる相続順位間で相続分の譲渡をした場合の注意点を解説します。 弁護士さんから紹介された、遺産分割調停の案件での話。当初の相続人は被相続人の子どものAとBでしたが、相続登記をしな(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第5回 相続人の中に〝行方不明者〟 「不在者財産管理人」を選任
相続が発生し、被相続人(亡くなった方)の遺産の中に不動産がある時は、相続登記をすることになります。相続人のうちの誰かがその不動産を取得する際は、相続人全員で遺産分割協議をし、取得することになった相続人(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第4回 相続放棄するか迷ったら 3カ月以内に遺産を調査
相続放棄とは文字通り、自己の相続権を放棄することです。被相続人(亡くなった方)の借金が多い場合、他の相続人に遺産を譲りたい場合などに相続放棄をする方が多いです。では、次の場合はどうでしょうか。 B(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第2回 財産承継時における調査の重要性(2) 実際の現金価値に着目
今回は、遺産分割の際に留意すべき不動産のポイントを説明します。 不動産価格に影響を与える要素には表(上)のような点が挙げられます。これらの事実が発見された場合は瑕疵のある不動産として、実際の市場で(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第2回 財産承継時における調査の重要性(1) 時価と相続税評価のギャップ
今回は、これまでの実務上の経験から「相続による財産承継時における不動産調査の重要性」について感じていることをレポートします。 相続の対象となる被相続人名義の不動産が複数存在し、かつ相続人が複数存(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第1回 借地権の相続 遺贈と異なる点は
今回から、『相続支援隊』による連載を開始します。複雑な案件の多い相続について、分かりやすく解説します。 ◇ 借地権を承継させるという遺言を遺した時、法定相続人へするのと、法定相続(続く)