日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会(RSP協会、近藤紀一理事長)は、売買系の不動産流通会社17社(非公開)の営業力を分析する○×式の「100問テスト」を実施し、受験者1436人の成績の傾向をまとめた。
それによると、全社の平均正解率は65.97%。全社60%台の正解率を維持し、最高最低の差は6.02ポイントだった。ただ分野別平均を見ると、反響対応・ビジネスマナー・面談力と、物件案内・クロージングの2分野が全体平均を大きく下回った。
8分野別の平均正解率は、(1)基本・コンプライアンス・守秘義務58.88%(2)マーケット知識・集客・物件収集86.41%(3)反響対応・ビジネスマナー・面談力43.25%(4)物件案内・クロージング59.22%(5)物件調査66.91%(6)実務(媒介契約・法令、契約行為)68.99%(7)実務(決済登記重要事項説明)74.88%(8)建築知識69.42%だった。
なお、100問テストは、同協会の試験問題監修委員会が作成、監修する「不動産仲介士」試験問題から出題。
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