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賃貸住宅向けに「太陽光発電パネル」を販売 東建コーポの子会社

 東建コーポレーションは、グループ会社のナスラックを通じてソーラーパネルメーカーとタイアップし、賃貸住宅の屋根に設置する「太陽光発電パネル」を販売する。積雪・強風エリア、高所にも設置が可能で、入居者、オーナーにメリットがある付加価値仕様商品として需要を見込んでいる。
 採用する太陽光発電パネルは、国内メーカーのグリッド社(東京都港区)製で、耐風圧荷重が540パスカル、最大垂直積載量が2.5メートル。導入費用は、出力10キロワットのシステムが工事費込みで360万円から。同社の試算によると、標準的なシステムより2割程度安く設置でき、初期費用が抑えられるとしている。
 またナスラックでは、7月から自社グループの管理物件以外の賃貸物件や一戸建ても対象に販売を始める計画だ。