国土交通省は11月11日、14年9月の受注動態統計をまとめ、発表した。
9月の受注高は7兆4026億円で、前年同月比22.4%減となり、2カ月連続の減少となった。このうち、元請け受注高は5兆1609億円(同29.3%減)で2カ月連続の減、下請け受注高は2兆2417億円(同0.1%減)で3カ月ぶりの減少だった。
元請け受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆6887億円(同14.2%減)で18カ月ぶりの減少、民間などからの受注高は3兆4722億円(同34.8%減)で消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響が大きかった前年同月と比べ大幅減少となった。ただし、民間受注高は、消費税率引き上げの影響を受けない12年9月と比べると2.3%の減少にとどまっている。
業種別にみると、総合工事業が4兆8302億円(同29.6%減)、職別工事業が8311億円(同1.5%減)、設備工事業が1兆7413億円(同5.4%減)で、総合工事業と設備工事業は2カ月連続の減少、職別工事業は4カ月ぶりで減少した。
政策
営業・データ