第二種金融商品取引業協会(東京都中央区、鈴木茂晴会長)は5月30日、「不動産信託受益権取引マニュアル」を作成したと発表した。同取引の実務で必要となる内容を整理したもので、研修テキストや実務者の参考書としての利用を想定した冊子。
内容は、金融商品取引法や宅地建物取引業法など取引に関係する法律の解説を中心とした「基礎知識編」と、売買や仲介についての「実務編」、取引フローや各種チェックシートなどの「資料編」で構成されている。同協会は「昨年作成した『モデル帳票一式』と併せて、不動産信託受益権取引を行う際に必要となるツールを揃えることができた」としており、今後東京や名古屋、大阪、福岡の各都市で同マニュアルをテキストとした会員向け研修を開催する予定だ。
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