国土交通省は3月24日、18年の水害被害額(確報値)をまとめ、公表した。
同年に発生した全国の水害被害額は約1兆4050億円。このうち、「平成30年7月豪雨」による被害額は約1兆2150億円を占めており、単一の豪雨による被害としては、76年の台風17号等による被害額8844億円を上回り、61年の統計開始以来最大の被害額であることが分かった。
都道府県別で「7月豪雨」被害額を見ると、岡山県が最も多く約4209億円だった。次いで広島県(約3388億円)、愛媛県(約1697億円)で被害額が大きく、この3県それぞれについても統計開始以来最も大きな被害額となっている。
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