住宅リフォーム・紛争処理支援センターは10月4日、第29回「マンションリフォームマネジャー試験」を実施する。
主としてマンションの専有部分のリフォームで、専門知識を持って管理組合や施工者などと協力し、居住者に付加価値の高いリフォームを企画・提供するための業務推進能力を認定する試験。92年度に創設され、これまでの試験合格者は延べ1万748人。前年度の試験は合格者が129人、合格率が31.1%だった。
試験内容は、マンションリフォームに関する専門知識を問う「学科(4肢択一式)」が50問と、マンション専有部分に係るリフォームの設計図書を作成する「設計製図」が1問。受験申込書の配布と同時に、「設計製図」試験の課題が公表される。また前回から受験申込区分が設けられ、「学科」と「設計製図」の1科目ずつの受験も可能になった。
受験申し込みの受付は7月13日から8月31日まで。合格発表は12月11日を予定。受験料(税込)は、1科目ずつの場合が1万1000円、2科目の場合は1万4300円。試験地は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の各会場。
問い合わせは同センター業務課、電話03(3261)4567へ。詳細はウェブの専用ページ(http://mrm.chord.or.jp/landing/)を参照のこと。
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