不動産テック総合サービス「RENOSY」を運営するGAテクノロジーズが実施した「資産形成と住まい」の意識調査によると、老後・教育・住宅の人生三大資金の中で、最も検討されていないのは「住宅資金」であることが分かった。住宅資金について「検討していない」と回答したのは全体の27.1%で、老後資金(14.5%)、教育資金(12.4%)を大きく上回った。
住宅資金について「検討していない」理由として最も多かったのは「十分な知識がないから」となった。一方で、各資金の準備金額として最も高額だったのは住宅資金で平均2119万円となり、老後資金(平均1984万円)と教育資金(平均1184万円)を上回った。なお、同調査結果では「住宅資金」について検討している人は、住まいの資産価値や売り時を意識する傾向が高い点も報告している。
同調査は今年7月、東京23区在住で未就学の子供がいる世帯年収1000万円以上の家庭(25歳~45歳の男女550人)を対象に、インターネットで実施した。