住友不動産は、新築マンション販売においてSNSを使った新たな取り組みを強化した。4月下旬からYouTube上に「住友不動産のマンション公式チャンネル」を開設し、全国で販売する新築分譲マンション全80物件の紹介動画を配信。また、「Instagram」「Twitter」などSNSツールを活用したリアルタイムな物件情報の発信を7月から開始している。同社では、今後も、新しい生活様式に対応した「オンライン接客」の拡充を図りながら、顧客視点に立ったサービスの提供により、利便性・安心感・満足度の向上を図る。
これまでマンション購入検討に必要な「物件詳細情報」を取得するには、モデルルーム来場が一般的。新型コロナウイルス感染症拡大により、来場案内による情報取得が難しくなった。これを解消するため、同社は物件ホームページの掲載情報を充実させ、PCを介して自宅でのモデルルーム見学と営業担当に相談ができる「オンライン見学会」サービスを20年6月から導入した。サービスを充実させてきたことで、外出が難しい顧客、住宅購入検討の初期段階、遠方で現地見学ができない顧客などからも気軽に相談できるようになったと利用者から好評を得ている。