3D(3次元)コミュニケーションプラットフォーム「ROOV」(https://roov.jp/)を開発・提供するスタイルポート(東京都渋谷区)は、コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した東京都内に在住する「ミレニアル世代」と言われる20代から30代の101人に対し、2022年2月上旬に実施した「マンション購入者の行動変容」に関する調査の結果をまとめた。
検討したメディア媒体で最も多いのは「Twitter」(複数回答可で70.3パーセント)、次いで「YouTube」(同56.4パーセント)と続く。購入の意思決定にSNSやブログからの収集情報が「かなり影響した」(同50.4パーセント)との声が最多で、次いで「やや影響した」(同42.1パーセント)と回答している。
今回の調査は、購入に際して各種のメディア媒体の閲覧やモデルルームへの訪問など、事前に幅広く検討した上で、ある程度に購入物件を定めた後の検討行動について調べた。
ブログなどを活用した理由として、上位の回答から順に「動画や画像とともに情報収集できる」(同63.2パーセント)、「リアルなクチコミを見られる」(同54.7パーセント)と続く。「今どき世代」はインターネット上のSNSを駆使して情報収集し、クチコミや動画などからの評価を重視していることが分かった。同社では、「内覧自体がVR(仮想現実)化するなど、時代の流れに合わせ、購入のプロセスが(オンラインなど)簡便なものへと変化していくと予想される」と分析している。