不動産テック企業のイタンジ(東京都港区)は、同社で提供する不動産関連電子契約システム「電子契約くん」と、家賃保証・賃貸保証業の全保連(沖縄県那覇市)の家賃債務保証サービスと連携を始めた。
今回の両社の連携サービスを活用する賃貸管理会社は、賃貸住宅の入居契約時に専用サイトからダウンロードした賃貸借補償契約書を同電子契約システムにアップロードし、署名者を設定するだけで、契約者・物件オーナー・家賃保証会社でデータを共有して電子署名を得られる。最短で当日中の契約が可能となり、賃貸借保証契約手続きの迅速化や効率化に期待できる。
また、すでに全保連の家賃債務保証サービスは、イタンジ提供の不動産関連ウェブ申込受付システム「申込受付くん」とも連携しており、今回の連携サービスと合わせて活用することで、入居申し込み、家賃債務保証の審査、賃貸借契約までを一気通貫にデジタルで手続きができるようになる。
