投資

リスト、海外富裕層の問い合わせ半年間で2.5倍に

 リストインターナショナルリアルティ(横浜市中区)は12月22日、海外富裕層向け不動産ポータルサイトへの問い合わせが半年間で約2.5倍に増加したと発表した。今年5月時点で31件だったが、11月に77件と増えた。ドル=円ベースで10月に150円台の円安を付けた為替の動きに加え、新型コロナの水際対策措置の緩和などが増加の要因とみている。

 同社によれば、問い合わせは東南アジアが中心で中国が最も多く、香港、シンガポール、タイ、台湾などが続いた。東京都心や京都、ニセコ、白馬、軽井沢などが人気エリア。2023年以降の内覧予約も入っている。