マンション・開発・経営

鹿児島県曽於市で中学校校舎をコワーキングスペースに いいオフィス

 コワーキングスペース事業を手掛けるいいオフィス(東京都港区、龍﨑宏社長)は5月22日、鹿児島県曽於市財部町において、サイバーウェーブ(鹿児島県曽於市、小野公裕社長)との提携によるコワーキングスペース「いいオフィス財部byたからべの森」を開業した。廃校となった旧財部北中学校の跡地を活用し、校舎の建物をコンバージョンして、ワークスペースをはじめ会議室やカフェスペース、宿泊施設として整備した。

 同施設は、JR九州日豊本線大隅大川原駅から徒歩20分の立地で、鹿児島空港からは自動車で約40分の距離。12年に旧財部北中学校が廃校となった後、地元で地域活性化事業などを営むサイバーウェーブが、13年に職業訓練施設「たからべ森の学校」として再活用。その後、学校体験型宿泊施設へとリニューアルを行い、今回建物内に両社の提携によるコワーキングスペースを開設した。コワーキングスペースの席数は全36席。一時利用料金は1時間330円で、1日利用は1100円。

(画像) 元中学校の職員室を改装したワークスペース