総合

整理整頓、清掃、清潔、しつけがデータ管理の鍵になる NXワンビシ

 NXワンビシアーカイブズ(東京都港区)は、セミナー「大企業のデータ管理実態から見えたDXの進め方」をオンラインで開催した。

 同社のAIアバター「ポリー」が講師を務め、「DXは、データの活用が要となる。当社が2024年7月に実施した実態調査の結果によると、大手企業の7割はDXの推進に課題感を持つ。その理由には、デジタル人材不足が最も多い。また、各社のDXの目的や目標の不明確さ、予算や経営層の理解、業務変革のための人的・時間的なリソースの不足がある。手段の目的化や、根強い紙文化を挙げる声もあった。また、DXの目的は、業務の効率化が最も多い。そのほか、サービス品質の維持・向上、新たなビジネスモデルの創出などと回答している。ただ、そうした目的が明確に具体化した場合に、データの管理に課題があるとする回答は、9割近くに上っている」と紹介した。

 その解決策として、「現場やオフィスでの5つのS(エス)である整理・整頓・清掃・清潔・しつけは、データ管理でも大事になる。不要なデータを除外して整理し、すぐに欲しいデータを取り出せるように整頓する。間違いのない正確で奇麗なデータに清掃し、適切に管理できるように清潔を保ち、入力や活用のルールを徹底してしつけようにすること」と指摘。そうした場面で最適な最新のテックツールとして、紙や電子文書、画像なども一元管理できる同社提供のレコードバンキングシステム「WAN-RECORD Plus」や、人工知能によるAI-OCR(文字読み取り機能)などによるデータの入力代行オプションサービスなどを紹介した。