住まい・暮らし・文化

住まいは 長寿を支えるか ■1 「長生き3大病」予防へ

 超高齢社会を迎え〝健康〟が国民の最大関心事の一つとなりつつある。要介護や病気になりやすい高齢者本人はもちろんだが、その家族にとっても身内が倒れる不安は大きい。特に高齢の親が自宅で一人暮らしをしているケースや施設で生活していればなおさらだ。中でも医療技術が進歩した現代でも効果的な治療法が見つかっていない認知症は、〝今一番なりたくない〟病気となっている。認知症は脳の働きが衰える病気だが、生活習慣や高齢者が最も長い時間を過ごす住宅との関係はどうなのだろうか。〝長生き時代〟を健康に生き抜く方法を住まいとその周辺環境という視点から考える。  (本多信博)

この記事は有料記事です。 残り 1299 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»