11年竣工の「レーベンハイム光が丘公園」に始まって、戸別太陽光発電マンションを続々と供給し、今や太陽光マンションの代名詞となったタカラレーベンが、国内最大規模の太陽光パネルを搭載したマンションを新たに発表した。
「レーベン横浜汐見台ソラノテ」。総戸数192戸に対して太陽光パネルを1536枚搭載した(戸当たり8枚)全戸戸別売電システムを導入している。
JR京浜東北線磯子駅から徒歩15分、勾配のある坂を上りきった丘の上に位置する。駅から遠いのは確かに不便だが、それでもこの物件の魅力は立地にある。
というのも、物件の建つ汐見台地区は、横浜市でも16箇所しかない「風致地区」に指定されているのだ。
建築条件の厳しい風致地区の指定を受けていることで、汐見台では50年以上前に町が開発された当初から電線を地中化、生活利便施設を丘の上に設けるなど、住環境の良さで知られている。
更に戸建てが建てられず、建物の高さは5階建て以下、敷地に対する戸数制限も設けられているため、戸当たりの専有面積が広い地区であるのも特徴だ。
しかし、レーベン横浜汐見台ソラノテは全戸100m2超、平均専有面積111m2。全戸とも各居室6畳以上、リビング15畳以上で納戸つきと、同地区の中でも群を抜いた広さを誇る。
現在は、多くあった社宅跡にいくつかの大規模マンションが建設されており、競合物件が多いこのエリア。集合住宅しか建てられないため、社宅の売却などで今後環境の良い一大マンション街となる可能性もある。
屋上に敷き詰められた太陽光パネルと規格外の広さは、差別化を図るのに十分な要素なのだろう。第1期販売はすでに50戸を完売し、12月下旬予定の第2期も好調が予想されている。