キーワード:原発 に関連する記事
-
〝ルビコン川〟の畔で 3.11後福島を照らすもの 2 除染に光明はあるのか 見通しの立たない時間と莫大な費用 集団移転など現実的検討を
放出続く放射性物質 昨年12月末、野田佳彦首相は、福島第一原発事故の収束宣言を出した。しかしこれを納得しない福島県議会は全会一致で「宣言撤回」を求める意見書を採択した。これを受(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <74> 住民が阻止した新潟県巻町 原発事故が投げかけたもの 今後も問い続けたい
どん欲に情報収集 原発建設を阻止した旧巻町(現新潟市)の話をもう少し続けたい。 地元紙「新潟日報」が東北電力の秘密裏の用地買収をスクープしたのが1969年。それから住民投票(投(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <73> なぜ原発はできたのか どこも似たシナリオで進む
なぜ福島に原子力発電所が10基もできたのか。 それは、原発のメリットとデメリットを考えた時に、メリットが大きいと地元の住民が判断したからだ。常識的にはそうだろう。 しかし(続く) -
10月に東京と高知で 「森林ルネサンス」 オーストリア大使館
オーストリア大使館商務部は10月24日、東京都目黒区三田のウェスティンホテル東京で、翌25日は高知市本町の高新文化ホールで「森林のルネサンス」をテーマとしたシンポジウムを開く。森林技術をベースに新エネ(続く) -
鑑定士協連レター 新東名高速道の役割と期待 東名道の混雑緩和と代替性で 津波リスク小さく物流施設集積も
新東名高速道路は、神奈川県の海老名南ジャンクション(JCT)を起点とし、愛知県の豊田東JCTに至る延長約254キロの高速自動車国道であり、東名高速道路の混雑解消と利用者サービスの向上、東名高速道路の代替性を(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<68> 3号機と福島県知事 MOX燃料導入の意味
東電の公開映像 8月9日、東京電力が公開した一連の福島第一原発事故に関わる映像で、また一つ、情報隠しが明らかになった。3号機が爆発した3月14日の直後、佐藤雄平福島県知事が東京電力(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<67> 3つのシナリオの意味 「脱原発」とエネルギー政策
「なぜか」の説明がない この国のエネルギーの行方が定まろうとしている。政府は福島第一原発事故を受け、経済産業省の「エネルギー・環境委員会」において将来のエネルギーシナリオを設(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<66> 名物記者はなぜ変節したか 「真面目そう」が生んだ悲劇
ことができる、優れた記者。非常に頼りにしていただけに残念だ。その記者が最近何をしているかというと、放射能についていわゆる御用学者に寄った『安全・安心』の記事ばかり書いている」 原子力問題や放射能(続く) -
知って得する建物の豆知識 (92) 地中熱利用 規制必要な時期に
どの熱湯や蒸気を利用して発電や暖房を行うものです。火山大国日本では大変利用しやすい再生可能エネルギーなのですが、温泉組合の反対や国立公園保護規制に引っ掛かり、現時点での開発や利用の道は、ほぼ閉ざされて -
大震災を乗り越えよう「3.11後の選択」 再起・復興を期して<65> いろいろな違和感 世代ギャップと戸惑いも
脱原発デモの見え方 「東京に生まれてずっと東京で暮らしてきたんで、福島のことを考えると何かしなきゃ、節電もとか思うんですよ。デモをする気持ちもわかる。でも違和感があるんですよ」(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <64> 地域を分断する区分け 飯舘村の「までいな」証言者
実であることが確認された地域が避難指示解除準備区域、それを超える地域が居住制限区域、5年を経ても年間20ミリシーベルトを下回らない恐れのある現在50ミリシーベルト超の地域が帰宅困難区域だ。 問題はこの(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <126> 糠(ぬか)に釘
税に突き進んだ野田首相に国民の声は届かなかった。聞く耳を持っていなかった。どこかでマインドコントロールをされたのかもしれない。 結局、大飯原発が再稼働した。筋書き通りにことは運ん(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <63> 原子力は安全という〝洗脳〟 教育現場では公平性を
、文部科学省の副読本もまるでその意向を受けた内容となっている。 この報告書に書かれた考え方は目を疑うものばかりだ。例えば、「事故が起こった時こそ広報の好機ととらえ、利用すべきだ」というもの。なぜ(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<62> 「減思力」を止めよ 放射線と被爆2つの副読本
校向けが「放射線について考えてみよう」など極めてニュートラルだが、内容は「現状をからすれば、影響はほとんどない」と伝える内容である。 もちろんリスクについても盛り込まれている。例えば、がんのリス(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<60> やはりモルモットなのか 耳を傾けない現場の医師
最も頭を悩ませ、恐れているのは放射性物質が引き起こす健康障害である。だが県の対応を見る限り、そこに手を差し伸べようという気はないらしい。 ある会合では原発立地自治体の職員が漏らし(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <59> 前提条件を無視する首相 電力不足と大飯原発再稼働
ころ」と読んだのかもしれない。 そもそもことの前提は、関西電力管内では、このままだと夏のピーク時に15%の電力不足が生じるとの試算からだった。確かに15%という数字はかなり厳しい。だが、この数字は関西(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して(58) 子ども・被災者支援法案成立へ
超党派でようやく 超党派による原発被災者の支援法案、いわゆる子ども・被災者支援法案が、やっと今国会で提出される。6月6日には、各党の議員が合同記者会見を開いた。 この法案の(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<57> 瓦礫の広域処理は正当か 安全面から問い直す必要
受け入れで賛否 瓦礫の広域処理がなかなか進まない。環境省は全国紙に全面広告を打ったり、細野豪志環境相自ら全国行脚して、瓦礫の広域処理に理解を求めている。 東日本大震災で発生した瓦礫は、岩(続く) -
ポスト原発の新エネルギー 開発進む① 高まる風力発電のポテンシャル
石燃料化が進めてきたが、原子力はその代替エネルギー源として数えられてきた。 だが事故によって温暖化以上の深刻な被害をもたらすことが判明した以上、これを当てにはできなくなった。改めて再生可能エネルギーへ -
松岡英雄 新住まいの「ことわざ」(118) 壁の穴は壁で塞げ
、消費税を増税すれば年金が拡充されるわけではない。消費税率を上げることは一時しのぎである。年金制度は、根本的な見直しをしない限り将来も安定した制度にはならない。 原発による電力供(続く)