ジョーンズラングラサールの最新レポート「グローバル・キャピタル・フロー」によると、2011年第3四半期の世界の直接不動産投資額は994億米ドルで、前年同期比36%増加した。2011年1~9月の累計も2970億米ドル(前年同期比43%)に増加。
このうちアジア・パシフィック地域における第3四半期の取引額は213億米ドルで、前期比13%増、前年同期比7%増。中国の商業用不動産に対する直接投資額は約30億米ドルに達し、前年の水準を22%上回った。日本は3月に起きた大震災からの回復が進む中、第3四半期の取引額は前年同期とほぼ同じ47億米ドル強まで拡大。取引額の上位トップテンに入った都市のうち最も変化が大きかったのが東京で、取引額は第2四半期の9億ドルから36億ドルに増加した。
マンション・開発・経営