「中古マンション購入+リノベーション」のモデルを提案する中古流通システム「リノベる。」の運営会社リノベる(東京都渋谷区)が、国産材を活用したリノベーション事業に力を入れる。このほど、「ニシアワー」のブランド名で間伐材を使った内装材などの販売を手掛ける「西粟倉・森の学校」(岡山県英田郡)と業務提携。「リノベる。」の内装メニューに同社製品を加える。価格体系は現時点で未定。
「リノベる。」は仲介業者や設計事務所、家具メーカーなど複数業種が連携し、物件探しからリフォーム、融資、保証までの流れに対応するワンストップサービス。物件選定後、あらかじめ用意された内装メニューの中から買主が好みのデザインを選ぶ仕組みだ。リフォームローンについては、住宅ローンと同等の低金利と返済期間、融資額が適用される専用ローンを採用している。
間伐材の樹種はスギ、ヒノキ。2月11日には2社共同のワークショップを「森の学校」で開く。