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首都圏新築マンション、2011年の供給は10年とほぼ同値の4万4000戸台に

 不動産経済研究所の調査によると、2011年12月に首都圏で供給された新築マンションは8012戸で、前年同月を8.4%上回った。これで、11年の年間供給戸数は、前年とほぼ同値の4万4494戸(前年比0.1%減)となった。
 年間供給戸数をエリア別に見ると、東京都区部=1万9405戸(同4.8%減)、東京都下=4262戸(同23.6%増)、神奈川県=1万1495戸(同12.8%増)、埼玉県=5874戸(同5.1%増)、千葉県=3458戸(同29.6%減)。特に千葉での落ち込みが激しく、12年は増加に転じるものの4000戸程度にとどまる見込みだ。
 なお、12年の首都圏全体の供給予想は、11年を19.1%上回る5万3000戸。