営業・データ

「雇用増やす」 4年ぶりに20%台回復 帝国データ調べ

 帝国データバンクの「雇用動向に関する企業の意識調査」によると、2012年度(2012年4月~2013年3月入社)の正社員(新卒・中途)採用について、「増加する(見込み含む)」と答えた企業の割合は21.9%(前年度比2.4ポイント増)で、4年ぶりに20%を上回った。
 業界別では、サービス業で「増加する」の割合が最も高く25.5%。次いで小売業の23.9%、震災からの復興需要が現出している建設業の23.1%と続く。不動産業は18.7%で、調査した10業界のなかでは、「その他」(9.7%)、「金融業」(17.0%)に次ぐ低水準だった。
 同調査は、全国10業界・51業種、2万3808社を対象に実施したもの。