マンション・開発・経営

大和ハウスなど ビルのエネルギー管理事業開始

 大和ハウス工業と日本ユニシスは、コンソーシアムを構成して、中小ビル向けにエネルギーマネジメントサービスを始めると発表した。経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金に係るBEMSアグリゲータの公募」で採択された。
 同コンソーシアムでは、電力会社との契約電力が50キロワット以上500キロワット未満の高圧小口電力需要家を対象に、BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)機器の導入や、クラウド基盤を活用したエネルギー管理サービスを提案する。電力の可視化や遠隔システムを利用した空調・照明制御、メールを活用したエネルギー警報発令などを行う。蓄積されたエネルギーデータを基にした簡易省エネ診断も行う。同サービスを導入することで10%以上の省エネ効果があると試算する。