不動産証券化協会の調査によると、Jリートに対する個人投資家の投資意向が高まっていることが分かった。
2012年12月7日から11日、インターネットを使って個人投資家(貯蓄と保険以外の金融商品保有者)を対象に調査した。回答数は1065件。それによると、Jリートの認知度は、「名称も内容も知っている」が30.6%(前回調査31.8%)、「名称だけ知っている」が38.7%(同39.4%)で前回(2011年)調査と比べて大きな変化はなかった。
一方、認知者に対して投資意向を聞いたところ、「新規または追加での投資を具体的に考えている」割合が8.7%で、前回の4.1%から大きく伸びた。また、「投資(追加投資を含む)に興味を持っている」割合も22.0%(同16.1%)で増加した。
投資したいと思う目的としては、前回調査と比べて「分配金収入を得ること」78.8%(同69.8%)や、「値上がり益を得ること」59.5%(同47.9%)の回答が増え、「ポートフォリオのリスク分散をはかること」35.2%(同41.1%)は減少した。
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