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エイブル、独自のオーナー向け建物賠償保険の販売開始 損害保険会社と共同開発

 エイブルとエース損害保険は5月から、賃貸物件のオーナーを対象とした損害保険「施設所有者賠償責任保険」の販売を開始した。

 「保険金額」と「物件種別」から選べるシンプルなパッケージプランで、従来よりも保険料の算出時間を大幅に短縮したことが特徴。賃貸アパートやマンション、事務所などの構造上の問題や管理の不備による建物損壊・器物破損が原因で、入居者や第三者が事故に遭った場合に保険料が支払われる。昇降機の事故も含まれている。

 支払い限度額と保険料に応じて4プランを用意。例えば「対人・対物共通、1事故3000万円」の場合、保険期間2年間で保険料は1棟当たり9000円。分譲1室の場合は4200円。

 今回の保険は、エイブルの管理物件以外のオーナーでも利用できるようにした。