三井ホームはこのほど、同社過去最大となる約150坪の無柱大空間を確保した木造枠組壁工法の植物工場を、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」内に完成させた。木造としては国内最大規模。同社が事業主の三井不動産から設計・施工を請け負った同工場は、新産業創造の取り組みの一環として建設されたもので、6月から水耕栽培によりレタスなどの生産、出荷を本格稼働する。
三井ホームは施設系建築事業を「with wood」の総称で展開している。同社では、「大空間建築の実現を契機に、今後ますます木造での大規模施設系建築の可能性を広げていく」としている。
新工場は、柏市青田新田飛地字元割222の1に立地。地上1階(一部2階)建てで、延べ床面積は約1253平方メートル。
住まい・暮らし・文化