売買仲介

首都圏中古マンション、反動減で成約減少 4~6月期

 東日本不動産流通機構が発表した2014年4~6月期の市場動向によると、首都圏における中古マンションの成約件数は8235件で前年同期比11.9%減となった。減少したのは11年7~9月期以来11四半期ぶりのこと。ただ、減少要因として前年同期(13年4~6月期)が例年になく好調だった反動であることが挙げられ、その前の12年4~6月期の実績は上回っているため今回も水準としては低い状況ではないようだ。

 成約価格については、前年同期を5.1%上回る2697万円で7四半期連続の上昇。95年4~6月期(2691万円)の水準となった。