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建設技能労働者、不足率はやや改善 6月調査

 国土交通省が7月25日発表した6月の建設労働需給調査によると、建設現場で必要な技能労働者数に対し、確保できなかった、あるいは過剰であった数の割合である「過不足率」は8職種の平均で前月より0.1ポイント減の1.3%の不足と、不足幅が縮小した。
 東北地域の8職種の過不足率は、1.2%の不足と、前月から1.0ポイント不足幅が拡大した。
 現在、分譲マンションや民間工事などで、労働者不足により、着工スケジュールが遅れるという事態が明らかになっていて、不足率の改善は喫緊の課題と言われている。