岩手県釜石市で、官民連携で計画を進めてきた「釜石市上中島町復興公営住宅」第2期の竣工式がこのほど行われた。
敷地や建物の設計では、仮設住宅での課題だった「住民同士のつながり」を形成、維持しやすいように配慮。出席した野田武則市長は「コミュニティ形成を支援しながら、市としても大切にしていきたい」と喜びを語った。
同公営住宅は2013年に完成した第1期と合わせて、計210戸の大規模計画。鉄骨造とスチール工法(薄板軽量形鋼造)の採用により、高層棟を含む4棟の工事を着工から約1年で完了し、喫緊の要請である早期整備を実現させた。
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