帝国データバンクの調査によると、3月の景気DIは前月比0.7ポイント増の45.8となり、3カ月連続で改善した。
金融市場が安定的に推移する中、工作機械など生産関連の景況感が改善し、企業の設備投資意欲が緩やかに上昇している。帝国データバンクでは、「今後の国内景気は、賃上げにより、個人消費が景気上昇のけん引役を果たし、緩やかに改善する」としている。
業界別では、「不動産」「製造」「サービス」など10業界中9業界が改善した。「不動産」は、前月比1.6ポイント増の48.8となり、4カ月連続で改善した。手ごろ感のある価格帯の新築物件などが堅調に推移しているほか、政府による住宅関連の優遇措置などが全体を押し上げる要因となった。
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