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宅配ボックス実証実験で再配達率49%から8%に パナ調べ

 パナソニックエコソリューションズはこのほど、福井県あわら市で行っていた宅配ボックスの実証実験結果を公表した。同実験によれば、宅配便の再配達率は宅配ボックス設置前の49%から4カ月平均で8%と大幅に減少した。宅配ボックスを使用できなかったケースとしては、「複数または大きすぎる荷物のため」「冷蔵品だったため」といった意見があり、同社は今後の開発の参考にしていく方針だ。
 同実験は共働きの106世帯を対象として16年11月に開始し、宅配ボックス設置後の同年12月から17年3月までの宅配便配達状況をアンケート形式で集計したもの。