投資

17年通年の投資額は前年比13%増の4兆1375億円 JLL調べ

 JLLはこのほど、日本の商業用不動産投資を分析したレポート「ジャパン・キャピタル・フロー2017年第4四半期」を発行。同レポートによると、日本の17年通年の投資額は前年比13%増の4兆1375億円(米ドル建てでは9%増の368億ドル)を計上した。
 また、17年第4四半期の投資額は、前年同期比33%増の1兆1778億円(米ドル建てでは30%増の104億ドル)を計上。増加の背景には、物件価格が高値圏にとどまる中、価値向上が期待できない物件の売却を模索する売り手と、低い利回りでも安定した賃料収入が得られる物件を求める買い手が合致したと同社は分析する。