三井ホームは5月7日、関西エリアの施工物件においてツーバイフォー工法の構造材として国産木材の使用を推進していくと発表した。4月以降の受注物件からで、主な使用部位は構造用壁を構成する縦枠部となる。
これまで、同社グループは九州地区を中心に構造材として国産材の利用を進めてきた。関西エリアでは内装材を中心に地域産材を使用してきたが、構造材において国産材の安定的な調達が可能となったことや、顧客ニーズが高いことから、今回の利用推進に至った。
日本の森林は良質な木材としての収穫期を迎えており、適切な伐採と継続的な植林、育成といったサイクルが求められている。国産材の利用推進、消費拡大を進めることで国産材使用の可能性を広げ、同社は環境に優しい持続可能な家づくりに努めていく考えだ。