三菱地所は、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるイノベーション・エコシステムの形成の一環として、赤外線を用いたワイヤレス給電プラットフォームを開発する米国カリフォルニア州のスタートアップPHION Technologies Corp.(ファイオンテクノロジーズ)に出資した。ファイオン社とは22年春をメドに、東京・大手町にある同社本社やInspired.Labのラウンジでワイヤレス給電システムを設置。携帯電話等のモバイルデバイスに給電を行う実証実験を実施する予定だ。同社はワイヤレス給電の技術を実証し、同技術に関する情報を収集することで、先端的で快適なオフィスや住宅、ホテル等の設計・商品企画に反映する。